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演出家、パフォーマー、プロデューサー、演劇批評家、ファシリテーター


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このたび、普通劇場の旗揚げ公演として、今月24日・25日に麻布DIE PRATZEにて上演を予定しておりました『闇の光明』を、中止いたしました。
公演を楽しみにして下さっていた皆様、公演への協力を約束して下さっていた皆様、また、ご迷惑をおかけしてしまいました「M.S.Aコレクション」関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。申し訳ございません。
私たちは「演劇でもやってみようか」という漠然とした思いをひとつの動機として集まりましたが、話し合いを重ねた結果、普通劇場を「演劇をおこなう団体=劇団」とはしない、という結論に至り、M.S.A.コレクション2007という「演劇祭」に、『闇の光明』という「演劇」の作品をもって参加するのは、旗揚げの形態としては相応しくないため、潔く参加を中止しようということになりました。
なぜ私たちが「演劇」をやらないことにしたかと言えば、いざ結成してみたら普通劇場には「パフォーマー」はいても「俳優」がひとりもいなかったからです。
そこで、これから私たちは、パフォーマンスをおこなったり、エンタテインメントをしかけたり、イベントをうったりすることを活動の柱に据えることにいたしました。今後「演劇」の公演をおこなうことはありません。表現手段の一つとして「演劇」を用いることまで否定するものではありませんが。
以上が公演中止の理由です。
なお、普通劇場に参加しようという「俳優」がひとりもいなかったことについては、私たちは集団ではあるけれども、個々のメンバーに対しては集団に精神的に依存することを認めておらず、それぞれが個人として独立し、主体性を持った表現者であることを信条としているため、集団を離れては成立しえない「俳優」という職能に従事する人々とは、方向性が一致しなかったと解釈しています。
また私たちは、プロフェッショナルが生み出す「芸術」に社会的役割が与えられる時代は、20世紀とともに終わったのではないかと判断しており、21世紀において、コミュニケーション・ツールとしての「芸術的」な表現方法は、ごく普通の生活者である全ての人々に解放されるべきだと考えていますので、この点でも、プロフェッショナルの「俳優」を目指す人々とは、利害が食い違ってしまったものと思われます。
この度は各方面にご迷惑をおかけしてしまいましたが、今後の私たちの活動に御理解をいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
普通劇場一同
――――演出家ノートより――――
この一篇の興味深い点は、前半で主人公ゴーシュが、猫とカッコウを虐待する点にある。
彼のもとにやってきた動物たちを虐待した後に、ゴーシュは自分の音楽がむしろその動物たちに必要とされていたことに気づき、認識を改め、ようやく自分の音楽を完成させる。聴衆の喝采を受けた後、ひとりゴーシュがカッコウに対する贖罪意識を抱いたところでこの一篇は幕となるのだが、猫のことは忘却されたままだ。
そこで私としては、最後までゴーシュの意識に上らない猫の視点から、この一篇に対する〈読み替え〉を実験しようと考えている。
出展「横濱・リーディング・コレクション#2」
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今後もインタビュー記事や音声コンテンツなど配信して行きます。
とり上げて欲しいことがあれば、ぜひぜひ教えて下さい!
―――――広報担当@ちんねん
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